中秋の名月|神秘的な月のエネルギーと季節の変わり目に、心と体を整えるブレンドを

香りのある暮らし

今日は中秋の名月。

残念ながらお天気は今ひとつのようですが、私は年中行事の中でお月見が一番好きなのです☺️

なんと昨晩、アロマの先生からこんな素敵なメッセージが届きました。

「月は全てを浄化してくれるように感じます。精油だったら何がイメージに近いかしら?」と

このメッセージをヒントに、とっても素敵なお月見ブレンドのトリートメントオイルレシピを思いつきました!せっかくなので、ブログで皆さんにシェアしたいと思います🤗

お月見ブレンドレシピ

ベースノート:フランキンセンス(Boswellia carteri)

カンラン科の低木で、甘いバルサミックな雰囲気が月の神秘的なエネルギーとリンクする香りです。精神を高揚させて恍惚感をもたらす一方で、深く心を沈める香りでもあります。ブレンドにしなくても、月明かりの元でフランキンセンスの香りに包まれながら瞑想する、なんて言うのも素敵なお月見の過ごし方ですね。

フランキンセンスは精神的なバランスをとるだけでなく、呼吸器系トラブルの予防や緩和にも役立つ香りです。薬膳の考え方で言うと、今の時期は「肺」を養生する季節。空気が乾燥し始めるので空咳や喉の痛みが起こりやすかったり、夏の疲れも影響して風邪をひきやすい時期でもあります。そんな呼吸器系に潤いを与え、免疫系を強化してくれるパワーがあるのも、フランキンセンスをこの時期に取り入れたい理由の一つでもあります。

ミドルノート:ジュニパーベリー(Juniper communis)

ヒノキ科の針葉樹です。小さな花を咲かせたのちにできた実は、熟すまでに数年かかります。1年目は緑色ですが2年目、3年目になると青黒く熟してきて、ちょうど今が収穫どき。アロマオイルや洋酒のジンの香り漬けに使う実は、数年経った青黒い実だけを収穫して使用します。

ジュニパーオイルの特筆すべき特徴は、何と言っても浄化力。体に溜まった老廃物や余分な水分などを排泄してくれるだけでなく、ネガティブなエネルギーやモヤモヤした感情をすっきりとデトックスしてくれる力を持っています。そして月にも、昔から浄化のパワーがあると考えられてきました。それは、常に満ち欠けを繰り返す月のサイクルが一因とも言われています。満月から新月に向かって少しずつ欠けていく月の様子を、無駄なものを削ぎ落としていくデトックスと捉えられるからのようです。

今年の中秋の名月は月齢14.0で、満月の二日前にあたります。今日から満月に向かって満ちていく月のパワーを感じつつ、欠けていく月と自分を重ねながら、ジュニパーの香りで心身ともにデトックス。季節の変わり目のリセットとしておすすめです。

トップ〜ミドルノート:ラベンダー(Lavandula angustifoia)

アロマオイルと言えば「ラベンダー」と、アロマセラピーを知らない人でも名前が出てくるほど王道の香りです。ラベンダーのシーズンは6月頃ですが、秋の澄んだ空気にラベンダーの少しカラッとした爽やかな印象の香りがとてもよく合う、と私個人としては思っています。そして、フランキンセンス、ジュニパーベリーとのブレンドにとてもマッチする香りだと思います。

リラックス効果が期待できるラベンダーオイル、秋の夜長にもピッタリなんです。昔から使われているこの「秋の夜長」という言葉ですが、これは単に「秋になって日暮れが早くなり、夜の時間が長くなったね」と言う意味だけではないことをご存知ですか?実は「秋になって過ごしやすくなったのにも関わらず、なぜか夜眠れなくて長く感じる」と言う一面もある言葉なのです。

睡眠の化学も進歩している現代、この「眠れない秋の夜長」現象には、厳しい夏の暑さが要因の一つと分かってきています。外に出れば体が溶けるような暑さの一方、建物の中はクーラーで体を冷やすと言う、体にとってはストレスが常にかかった状態。この状態でひと夏過ごしていると、私たちの体は自律神経が常に興奮している戦闘モード。秋になり過ごしやすくなっていても、体のスイッチを意図的にオフにしてあげないと、この戦闘モードから脱することはなかなか難しいのです。ラベンダーオイルはリラックス効果をもたらし、自律神経を整える(副交感神経を活性化する=戦闘モードをオフにする)効果が、医学的・科学的にも証明されている、素晴らしい精油なんです。

お月見ブレンドおすすめの使い方

スペシャルなマッサージオイルとして

ご紹介した3つのアロマオイルとキャリアオイルをブレンドして、お月見スペシャルブレンドのマッサージオイルを作ってみるのはいかがでしょうか?キャリアオイルはスイートアーモンドやホホバなど、ベーシックなもので十分ですが、さらにスペシャル感を出すために「イブニングプリムローズオイル」を加えてみるのも素敵です。

イブニングプリムローズの和名は「月見草」。夕方に黄色い花を咲かせ、朝にはしぼんでしまうという、月のエネルギーをいっぱいに受けて咲く神秘的なハーブです。スイートアーモンドやホホバをベースに、1〜2割程度を加えます。保湿効果に優れているため、乾燥が気になるこれからの季節のマッサージオイルには最適です。

イブニングプリムローズを加えたキャリアオイル15mlに

ベース:フランキンセンス  3〜4滴

ミドル:ジュニパーベリー  2滴

トップ:ラベンダー     1〜2滴

アロマオイルは香りの好みに合わせながら、全部で6滴以下になるように調整してみてください。ジュニパーやラベンダーは意外と香りが強いので、1滴ずつ加えながらお好みの加減に調整するのがおすすめです。こちらはボディ用のブレンドになります。フェイシャル用に使いたい場合は、ベースオイルに3つのうちのどれか一つのアロマオイルを1滴だけ入れて使用してくださいね。

お手軽に芳香浴として

ご紹介したアロマオイルの中から、お好きな1滴をティッシュに垂らして枕元などに置き、ゆっくりと深呼吸しながら香りを楽しみます。

2種類程度をブレンドして、入浴剤にして楽しむのもおすすめです。

入浴剤はハチミツやコーヒーフレッシュをベースにして簡単に手作りできます。

15ml程度のベースに対して、好みの割合でアロマオイルを入れてよく混ぜ、お風呂に入れます。使用するアロマオイルは全部で6滴以下にしましょう。

おわりに

お月見ブレンドレシピ、いかがだったでしょうか?

先生のメッセージからインスピレーションを受けて「この香りがピッタリじゃない?」「このブレンドは相性が良さそうだな」「イブニングプリムローズって、素敵な名前だな」なんて、色々な香りを嗅ぎながら考えていくのはとても楽しい時間でした。

今回ご紹介したアロマオイルが手元にないよと言う方も、この記事を読んで香りをイメージしたり、自分なりの秋の夜の心地よい過ごし方を思い描くきっかけになれたなら嬉しいです。そして、アロマオイルが置いてあるお店を見かけた際には、ぜひこの3つの香りを嗅いでみてくださいね。

アロマオイルがなくても、秋になると何となく秋の匂いがするような気がします。少し乾いた土の香りだったり、秋に咲く花々の香りだったり。秋の乾いた空気とコーヒーの香りの相性も良いですよね。秋が旬の食材の香りを楽しみながら食事をするのも◎。そんなことも全部、アロマセラピーに繋がってると思います。

みなさま、ぜひご自分なりの心地の良い秋時間をお過ごしください🌕

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